2016/11/21
被相続人の責任についての一考察

去る11月18日中央大学駿河台記念館において「被相続人の責任」と題した研究大会が開催され昨年同様出席しておりました。
今回の研究会は、被相続人となる者の責任を考察し、相続のあり方を広く社会に問いかけることを目指したものでした。
基調講演として「なぜ相続が争族になるのか?」を行動経済学者である上智大学経済学部 教授が行い、大会シンポジュウム「被相続人の責任」等が行われ、つづいてテーマ発表では「遺留分制度に関する見直し」「配偶者の居住権を保護するための方策」「可分債権の遺産分割における取り扱い」「遺言制度に関する見直し」そして、パネルディスカッションでは「相続法改正パブリックコメント提出を総括して」と題して研究発表が行われ、再建の盛会裏に終了しました。
~~規範の調整が重要であること、参照基準(すべての相続人で話し合うこと)、心の公平、心の相続等など~~多くのことを学ぶことが出来ました。このことをお客様にフィードバックすることが出来ればと思います。