2021/04/22
日本相続学会について

不動産の専門業者として相続についての知識は親族相続法の知識は基より相続の本質を理解する必要があります。このような考えから「円満かつ円滑な相続」の普及を目指すため日本相続学会に在籍しております。
―昨今の研究課題―
・所有者不明土地問題と相続(大会シンポジウム)
・人生劇場(オープンセミナー:老人ホーム常勤医が語る平穏死のすすめ)
・デジタル終活セミナー
・改正相続法による遺留分制度について
・新型コロナウィルスの不動産市場への影響
・その他
--設立趣旨一部抜粋--
「相続とは、亡くなった人の財産を家族などの相続人が受け継ぐこと」と定義されます。現在多くの国民の相続に関する関心事は、財産分割の行方と相続税に向けられています。その結果として遺産分割協議が整わず、長期間にわたる遺産分割(争族)が増加している事実は周知のとおりです。
相続人同士の争いは、これまでの良好な「感情的係わり合い」を憎しみに変化させ、兄弟姉妹が絶縁状態になる等の不幸を招きます。そして国民生活を支える基礎集団である「家族」の幸福を追求する力の低下を招くという結果を憂います。
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日本相続学会は、「円満かつ円滑な相続」を目標とし、①相続学という学問領域を確立すること②会員が地域で連携すること③会員が情報交換と研鑽を重ねること➃研究成果等の情報を広く社会に公開すること⑤適時、政府に対して政策提言を行うこと等の課題に取り組まなければならないと思います。
本学会は、円満かつ円滑な相続が広く普及し、国民の幸福な生活に資することを目的として、相続に関連を持つ様々な実務者・研究者・関係者の参加を得て設立されるものです。