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受託者が役割を果たすための大切な視点

民泊3

家族信託を組成するまでの間に、親としての希望や不安或いは子としての希望や覚悟など様々な想いがやりとりされます。
そして、最終的に親の想いが子に実現する決意を表明することで、信託が出来上がるといえます。
 これまで聞くことのなかった親の不安や願いを直接聞くことで、多くの子世代は、「親の不安を何とかしてあげたい、その願いをかなえてあげたい」と強く感じます。そして、受託者として自分が期待されていることを自覚し、親に対する感謝の気持ちとともにその想いに応えようと、献身的に取り組む決意をします。
しかしながら、そうした気持ちは時とともに薄らいでしまうのは人の常です。

「だから、受託者を厳しく管理監督すべきだ!」という議論ではなく、まず受託者には信託を組成した際の親の希望・想いを実現するための責務があることを自覚し続けて貰うことが大切です。

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