2021/10/10
高齢化sos
今 正に
高齢化の進む中で、ライフサイクルの最終段階における財産管理のニーズが顕在化しています。
多くの人が不安に思っていることは、以下の事柄と考えられます。
・いつまでも健康で認知症にかからないという前提が崩壊しているのではないだろうか。
・安心して頼める家族が減少していると思われる。
・現行制度では「健康状態~判断能力の低下~認知症」までの間の一貫した制度がない。
つまり現在では、高齢者の財産管理制度としては
◎任意後見制度
◎成年後見制度
◎家族信託制度
による方法がありますが、
高齢者のための安心設計をするためには
・将来についての不安
・生前についての不安
・死後についての不安
に分けて考える必要があります。
既存制度下においては、生前と死後に分けて考えることが良いと思われます。
つまり、
生前では、
①「任意の財産管理委託契約」
②「継続的見守り契約」
③「任意後見契約」
死後では、
④「死後事務委託契約」
⑤「遺言」
という5つの既存制度の組み合わせでほとんどの対応が可能となります。
少しでも将来の不安を取り除くために、役立て下さい。

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